福島第一原発2号機の圧力容器下を初撮影[2017/02/05 17:55]

 東京電力が福島第一原発2号機の圧力容器の真下を初めて撮影し、映像を公開しました。

 2号機の原子炉は、格納容器の高さは約33メートルあります。今回、カメラが入ったのはこの格納容器の内部、核燃料が装填されていた圧力容器の真下です。映像では、1メートル四方の大きな穴が開いていることが分かります。問題は、この穴が今月、投入予定だった調査ロボットの走行ルート上にあったということで、東京電力はルート変更を余儀なくされています。さらには、原子炉内部の空間線量が推定で1時間あたり530シーベルトという極めて高い数値だったため、ロボットが長時間の作業に耐えられない可能性も出てきました。

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