新型ホームドアを大臣が視察 転落事故相次ぐ中で[2017/02/11 11:55]

 視覚障害者が駅のホームから転落する事故が相次ぐなか、石井国土交通大臣は新型のホームドアの開発の状況を視察しました。

 東京メトロ九段下駅を視察した石井大臣は、「ホームドアの開口部が広い割に動きがスムーズだった」などと話し、新型ドアの普及促進に意欲を示しました。国土交通省は再発防止に向けて、一日に10万人以上が利用する260の駅に原則、2020年度までにホームドアを設置するよう鉄道事業者に求めています。ただ、ドア設置の計画がない駅は全体の3割以上残っているということで、国交省は、設置に掛かる経費は「今後も柔軟に対応したい」としています。

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