下水料金 35年間も徴収漏れ 神奈川・秦野市[2017/02/16 23:51]

 神奈川県秦野市の水道局が、職員の手続きミスなどで156件の家庭などから下水料金を徴収していなかったことが分かりました。35年間にわたって約5500万円余りの徴収漏れがあったということです。

 秦野市によりますと、去年9月、「水道料金は支払っているが、下水料金が徴収されていない」などと市民から連絡がありました。職員が住宅の水道メーターなどを確認したところ、15年前から下水料金を徴収していなかったことが分かりました。その後の市の調査で、156件の家庭や事業所などで下水料金の徴収漏れがあったことが明らかになりました。職員によるデータの入力ミスなどから、1981年以降、35年間で合わせて約5500万円の徴収漏れがあったということです。市は、未納だった家庭などに対して3月から下水料金の徴収を始めるとともに、最長で過去5年分の料金を請求することにしています。

こちらも読まれています