東京都以外の五輪施設 整備費用は437億円と試算[2017/02/17 23:10]

 東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会が、東京都以外で開催される競技会場の整備費用を約437億円と試算していることが分かりました。

 東京都以外の競技会場は、横浜国際総合競技場や幕張メッセなど、6つの道県に11施設あります。関係者によりますと、組織委員会は、大会後に取り壊す仮設施設などの整備費用を437億円と試算していることが分かりました。追加種目である野球・ソフトボールとサーフィンの整備費用は含まれていませんが、この数字を国と東京都、開催自治体との4者で行っている作業部会に提示しているということです。仮設施設の整備は、招致段階では組織委員会が全額負担することになっていましたが、経費の見直しにより、組織委員会と東京都は自治体にも負担を求める方針を示しています。

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