茨城・常総市で住民会議 水害時の行動計画作成[2017/02/19 11:52]

 おととし、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市で、水害時にどう避難するかを住民自身が考える会議が開かれました。

 参加した住民らは、大規模な浸水被害が起こる前に予報の出た段階で家族と連絡を取って高台に避難するなど、どこにどれくらいの時間で逃げられるかを書き込んだ避難行動計画書を作成しました。常総市ではおととし9月の豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、市内の3分の1が浸水して約4300人が住宅などに取り残されました。国や市は新しい堤防の整備を進めていますが、想定外の災害が起こった際にどのように行動するか住民の防災意識を高める取り組みを進めています。神達岳志市長は「1分でも早く逃げる体制作りを進めていきたい」と話しています。

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