拉致被害者の家族会が結成20年「今年中に救出を」[2017/02/20 01:06]

 結成20年を迎えた拉致被害者の家族会が今年の活動方針を話し合い、初めて政府に対して「今年中」という期限を定めて被害者救出を求めました。

 家族会・飯塚繁雄代表(78):「それぞれ家族は当然ながら1年に1つ年を取ってきて、肉体的にも精神的にも相当、疲れています。我慢の限界を超している」
 北朝鮮による拉致被害者家族13人らは今年の活動方針を話し合いました。家族会は「拉致問題を最優先として、今年中に被害者全員を救出せよ」として、政府に対して初めて期限を区切って問題の解決を求めました。また、北朝鮮に対し、問題解決の見返りを与えることも視野に入れてほしいとしています。

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