文科省 違法天下り 人事課職員が“引き継ぎ文書”[2017/02/21 11:50]

 文部科学省の天下りあっせん問題で違法なあっせんが新たに17件確認され、人事課の職員があっせん作業の引き継ぎ文書を作成していたことが分かりました。

 文部科学大臣・松野博一氏:「組織的に関与してきたと監視委員会から指摘されていることが裏付けられる調査報告であった」
 文科省の中間報告によりますと、2010年7月には人事課の職員が異動する際、OBである嶋貫和男氏によるあっせん作業について文書を作成し、組織的に引き継いでいました。また、再就職等監視委員会から国家公務員法に違反する疑いがあるとされた28件のうち、新たに17件が違法だったことを認めました。前川前事務次官のほか、現役の職員15人が違法行為に関わっていて、今後、処分内容を公表するとしています。

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