メスが発情の兆候を…上野動物園のパンダ展示中止へ[2017/02/21 20:09]

 東京・上野動物園のジャイアントパンダのメスが発情の兆候を示したため、22日から展示が中止となります。

 上野動物園では、オスのジャイアントパンダのリーリーが、去年末から発情の兆候を示していました。一方、メスのシンシンは15日ごろからリーリーのにおいを気にする様子を見せ始め、その後、繁殖期特有の鳴き声や行動を示すようになりました。上野動物園は、発情のピークが近付いたと判断し、繁殖しやすい環境をつくるため、22日から展示を中止することを決めました。2頭は普段、別々に暮らしていますが、今後は自然繁殖のためメスの状況を見ながらオスとの同居を試みることにしています。自然繁殖できない場合は、人工授精を行うことも検討しています。

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