非常勤を常勤に…早大側に“要請”文科省天下り[2017/02/22 11:54]

 天下りのあっせん問題で、文部科学省が早稲田大学に非常勤講師として再就職したOBについて、常勤にするよう大学側に要請していたことが分かりました。

 関係者によりますと、2014年に早稲田大学の非常勤講師になっていた元高等教育局長について、文科省の人事課の職員が収入の高い常勤講師にするため、大学側との面談を設定していました。面談は元局長が別の大学の学長選挙に出ることが明らかになり、行われませんでした。文科省はこの依頼について、21日に公表した中間報告であっせんにあたるとして、違法だと認定しています。誰の指示で依頼したのかなどは分からないとしています。

こちらも読まれています