森友学園に「汚染土戻した」処理業者を市が聴取へ[2017/02/27 11:51]

 大阪府豊中市の国有地が学校法人「森友学園」に格安で払い下げられた問題で、豊中市が近くごみの撤去作業を行った処理業者に事情を聴く方針であることが分かりました。

 国は大量のごみが地下にあるとして、豊中市の国有地を学校法人「森友学園」に格安で払い下げていました。しかし、ごみの撤去作業を行った業者が取材に対し、「汚染土の一部を敷地内に埋め戻した」と証言。これを受け、豊中市が近く業者や森友学園に事情を聴く方針であることが分かりました。また、敷地内のごみ処理が合法かどうか確認するとしています。森友学園側は26日、ホームページで、土砂の一部は地下に「仮置きした」と説明。業者が「埋め戻して隠蔽したと誤認している」と反論しています。
 一方、豊中市の浅利敬一郎市長が代表の政治団体は、森友学園の籠池理事長から10万円の寄付を受けていましたが、27日朝に返還しました。

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