教職員の長時間労働の是正へ緊急提言 日教組[2017/02/27 21:20]

 日本教職員組合は、教職員の長時間労働を是正し、学校現場での働き方改革を実現するための緊急提言をまとめました。

 連合総合研究所の調査によりますと、一週間の労働時間が60時間を超える割合は、小学校の教師で73%、中学校の教師では87%に上っていて、中学ではこの10年間で一日あたりの労働時間が約2時間増えているということです。日教組は、このままでは教職員の過労死が出たり、子どもたちの教育に影響を及ぼすとして、長時間労働の是正に向けた緊急提言をまとめ、パンフレットを関係省庁や自治体などに配布しました。民間労働者の時間外労働の上限規制を法制化した際に教職員にも適用することや教職員の定数を増やすことなどを求めています。

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