南三陸さんさん商店街 かさ上げ地に新オープン[2017/03/03 11:52]

 東日本大震災で大きな被害を受け、仮設の店舗で営業していた宮城県の南三陸さんさん商店街がかさ上げした土地で新たにオープンしました。

 (森遥香アナウンサー報告)
 3日正午からのオープンの予定でしたが、予定よりも20分ほど早くオープンを迎えました。営業を待ち望んでいた地元の皆さん、そして、他の町からも続々とお客さんが来ていて、皆さん買い物を楽しんでいます。午前10時からは式典も行われました。佐藤仁町長が「丸6年かかったが、やっとこの地に建てることができた。商店主の皆さんと力を合わせてやっていきたい」とあいさつしていました。さんさん商店街は震災の翌年、2012年2月から仮設での営業を始めました。新しい本設の商店街は以前の場所から1キロほど海側、10メートルかさ上げされた高台に移設されました。すぐ近くには防災対策庁舎もあります。新しい商店街には28店舗が入っていて、観光や交流の拠点として期待されています。さんさん商店街は笑顔と活気にあふれています。

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