オウム死刑囚との面会など求め要望書 まもなく22年[2017/03/14 23:41]

 オウム真理教による地下鉄サリン事件から22年になるのを前に、遺族らが死刑囚への面会などを求めた要望書を法務省に提出しました。

 高橋シズヱさん:「死刑が確定した今、何か伝えたいこと、私たちが聞きたいことが裁判とは別にあるんじゃないかと思っています」
 1995年3月に発生した地下鉄サリン事件で夫を亡くした高橋さんらは14日、死刑囚との面会や刑の執行の際に立ち会うことなどを求める要望書を法務省に提出しました。高橋さんらはその後、公安調査庁も訪れ、オウム真理教の後継団体「アレフ」と反主流派「ひかりの輪」について観察処分を継続するよう求めました。高橋さんは会見し、「事件を知らない若い世代が多くなり、時代が繰り返されるのではないかと危惧を抱かせます」と話しました。13人が死亡し、6200人以上が負傷した地下鉄サリン事件から20日で22年となります。

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