車・電機業で4年連続のベア “春闘”集中回答日(2017/03/15 11:49)

 春闘は15日、大手企業の集中回答日を迎えました。賃金水準を底上げするベースアップ、いわゆる「ベア」はトヨタが1300円、日産が1500円、パナソニックが1000円と回答が出されるなど、自動車・電機業界では安倍総理大臣の要求通り、4年連続のベア実現となっています。ただ、上げ幅は前の年を割り込むところが多くなっています。

 (社会部・西橋拓輝記者報告)
 午前10時すぎから、ホワイトボードには経営側からの回答が次々と書き込まれています。今年も基本給の引き上げ、ベアの流れです。ただ、今のところ、去年の実績額を下回る結果が目立っています。電機では、パナソニックなどで去年を500円下回る1000円のベアとなっています。また、自動車では、日産が去年の半分にあたる1500円のベアでした。さらに、トヨタ自動車は1300円のベアで去年の実績を200円割り、一方、ホンダが去年から500円プラスとなる1600円のベアとなる見通しです。経営側は安倍政権から前年並みの水準のベアを求められながらも、交渉段階から慎重な姿勢を崩しませんでした。その背景には、アメリカのトランプ大統領の経済政策により、経営環境の見通しが不透明になったことなどがあります。政府が旗振り役を務める官製春闘、4年連続でベアが実現されるなか、ここにきて息切れ感が出てきています。

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