島根の女子大学生殺害 情報提供者3人に報奨金[2017/03/16 19:25]

 2009年に島根県の女子大学生が殺害されて当時33歳の男が去年に容疑者死亡のまま書類送検された事件で、警察庁は情報提供者3人に対し、報奨金合わせて300万円を支払うことを決めました。

 この事件では2009年10月、島根県立大学1年の平岡都さん(当19)を殺害したなどとして、当時33歳の会社員の男が事件から7年以上が経過した去年12月、容疑者死亡のまま書類送検されました。男は平岡さんの遺体が見つかった2日後、交通事故死していました。警察は2010年から有力な情報提供者に報奨金を支払うとしていて、警察庁によりますと、16日に3人に合わせて300万円を支払うことを決めたということです。捜査特別報奨金が支払われるのは今回で6件目です。男のデジタルカメラの解析で平岡さんの遺体や包丁の画像が見つかり、事件の解決に至りましたが、検察は容疑者死亡により、起訴するための法律上の条件を満たさないとして1月に不起訴処分としています。

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