大学生の内定率は90%超 同時期比で過去最高に[2017/03/17 17:32]

 この春に就職する大学生の内定率が90.6%となり、6年連続で改善したことが分かりました。また、高校生は94%で24年ぶりの高水準です。

 厚生労働省と文部科学省は、春に就職する大学生や高校生の内定率を毎年、採用選考が始まる秋から4回にわたって調査しています。17日に公表された先月1日時点の結果によりますと、大学生の内定率は去年の同じ時期と比べて2.8ポイント上回り、90.6%となりました。6年連続で改善していて、この時期の調査を始めた2000年以降で最も高かったということです。また、高校生の内定率では、1月末時点で去年の同じ時期から0.4ポイント増えて94%となり、24年ぶりの高い水準でした。厚労省は「景気が回復基調にあることに加え、人手不足などにより、企業の採用意欲が高い」と分析しています。

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