外国人観光客多いホテルで訓練 警視庁が対テロ強化[2017/03/18 10:06]

 外国人観光客が多く利用する東京・浅草近くのホテルに不審な外国人が現れた想定で、警視庁が英語を使った訓練を行いました。

 訓練は東京・台東区日本堤のホテルに不審な外国人が現れ、チェックインの際にパスポートのコピーを拒む想定で行われました。不審者が立ち去った後、通報を受けた警察官がホテルの従業員に事情を聴くまでをシミュレーションしました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、警視庁は外国人を含めた人が多く集まる場所のテロ対策を強化しています。訓練が行われたホテルは宿泊者の7割ほどが外国人ということで、従業員は「具体的な対応が分かって良い経験になった」と話していました。

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