元市場長「東京ガスの瑕疵担保責任は履行済み」[2017/03/19 00:47]

 豊洲市場用地の売買契約で、当時の岡田至市場長は「土壌汚染対策として東京ガスに追加負担を求めなかったのは、瑕疵(かし)担保責任の免除にあたらない」などと18日の百条委員会で主張しました。

 18日の百条委員会には、岡田氏ら歴代の市場長4人が証人として出席しました。都議からは、豊洲市場の土地の売買契約で最終的に860億円に上った土壌汚染対策費について、東京ガスの負担分を78億円とし、その後の負担を求めなかったことは「瑕疵担保責任の免除にあたる」との指摘が相次ぎました。
 岡田至元市場長:「条例上の手続きを完了して、東京都も確認している。瑕疵担保責任については都が放棄したというものではない」
 岡田氏はこのように主張したうえで、「当時の石原知事には東京ガスの負担額については説明した」などと述べました。19日には浜渦元副知事の証人喚問が予定されていて、20日の石原元知事の証人喚問は1時間の予定で行われることになっています。

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