警察犬の慰霊祭 4頭を埋葬 事件や人命救助に貢献[2017/03/20 11:58]

 事件の捜査や人命救助に貢献した警察犬の慰霊祭が東京・板橋区で開かれました。

 渡会幸治鑑識課長:「感謝の気持ちを込めて供養させて頂きました。東京オリンピック・パラリンピックに向けて、警察犬の活用が今後も期待されるんじゃないか」
 250頭の警察犬が眠る板橋区の動物霊園では毎年、春と秋に慰霊祭が開かれています。新たに埋葬されたのは4頭で、このうち、ベン号は東京・八王子市で起きた8歳の女の子の行方不明事案で、靴の臭いを嗅ぎ分けて女の子を発見しました。ナップ号は東京・中央区の傷害事件で、現場に残された帽子から犯人の逃走ルートを突き止めました。警察犬は、人間の4000倍から6000倍の嗅覚を持つといわれ、警視庁では現在、約30頭の警察犬が捜査に貢献をしています。

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