溶融燃料どこに?福島第一原発1号機、新画像公開[2017/03/21 18:49]

 福島第一原発の調査で、ロボットが撮った新たな画像が公開されました。

 これは20日に撮影された1号機の格納容器の中の画像です。たまった水の中の底付近にカメラを降ろして撮ったもので、配管の上に積もった砂のようなものが見えます。画像の補正不足のため、青く見える部分は、実際には違う色だということです。調査の焦点であるメルトダウンした燃料は、依然として見つかっていません。この堆積物のすぐ近くで計測した水中の放射線量は毎時6.3シーベルトと高い値でしたが、東京電力は、近くに溶けた燃料があるかどうかは「分からない」としています。

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