交通事故で死傷した子どもは7歳児が突出して多い[2017/03/23 14:11]

 過去5年間に交通事故で死傷した子どもの年齢を調べたところ、7歳が突出して多いことが分かりました。

 警察庁によりますと、去年までの5年間に、歩行中に交通事故に巻き込まれて死亡したりけがをした15歳以下の子どもは4万7235人でした。年齢別で見ると、7歳が最も多い7823人で突出しています。小学校に入学して行動範囲が広がることが一つの要因とみられます。小学生の事故は4月から夏休みまでと日暮れが早くなる秋ごろに多く、下校の時間帯が半数を超えています。信号無視の車にはねられるなど、子どもに落ち度のない事故が半数近くを占めています。死亡した子どもは男の子の方が多く、女の子の2.5倍でした。警察庁は、入学式のシーズンを迎えるこの時期、特に事故に注意してほしいと呼び掛けています。

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