成人の2.7%ギャンブル依存症経験か 政府調査[2017/04/01 07:07]

 政府は、ギャンブル依存症の実態調査の中間結果を公表しました。成人の2.7%が生涯を通じ、依存症の経験が疑われるということです。

 実態調査は東京23区や大阪市、名古屋市など人口規模の大きい11都市に住む成人男女が対象で、約1000人から回答が得られました。その結果、生涯を通じてギャンブル依存症の時期があった疑いがある人は2.7%でした。国勢調査のデータをもとに単純計算すると約260万人になります。また、1年以内に依存症の疑いがある人は約60万人にあたる0.6%でした。都心部を対象に調査しているため、全国的な実態とは異なる可能性もあります。政府は今後、対象人数や地域を増やしたより大規模な調査をする予定です。

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