熊本・益城町の地下に活断層3つ 国が注意呼びかけ[2017/04/15 05:55]

 熊本地震で建物にも大きな被害の出た熊本県益城町の地下には活断層が3つあることが分かり、国が注意を呼び掛けています。

 国土交通省は先月、益城町の3つの活断層の位置を推定して発表しました。1年前の地震ではこのうち最も南の層が激しく動いたため、地盤が横方向に最大で35センチずれました。今後も同じ程度、地盤がずれる可能性があるということです。国交省は、今の耐震基準で建てられた住宅は倒壊の可能性は低いとしていますが、3階以上のビルを建てる場合には地下の杭が曲がる恐れがあるとして、断層の上を避けるよう注意を呼び掛けています。

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