政務活動費で揺れた富山市議選 定数の半数が刷新[2017/04/17 05:56]

 政務活動費の不正受給問題で議員辞職が相次いだ富山市議会議員選挙が16日に行われました。辞職した14人のうち唯一、立候補した男性は落選しました。

 政務活動費問題で辞職した無所属・浦田邦昭さん(70):「イメージを植え付けられたので、説明して理解してもらうことができなかった」
 富山市議会では去年8月、政務活動費の不正受給問題が発覚し、14人が辞職しました。16日に投開票が行われた市議会議員の本選挙には、38の定数に58人が立候補する大激戦となりました。辞職した14人のうち唯一、立候補した無所属の浦田さんは市民の支持を得られず、落選しました。補欠選挙と今回の本選挙を通じて、政務活動費問題が発覚してから定数38人のうち半分の19人が新しい議員に入れ替わりました。

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