辺野古埋め立て本格着手 沖縄は差し止め訴訟検討[2017/04/25 10:31]

 沖縄県の普天間基地移設問題で政府は25日午前、沖縄県名護市辺野古の海に石の投入を始め、本格的な埋め立て工事に着手しました。

 名護市辺野古の海上では午前9時20分ごろ、海底を敷きならすための石の投入が始まりました。投入された石は基地建設予定地の北西部に位置する護岸の基礎を造るもので、今後、護岸が完成すればその内側に土砂が本格的に投入されることになり、基地建設は一気に加速していくとみられています。大量の石材や土砂が投入されれば原状回復は事実上、困難とみられていて、沖縄県側は差し止め訴訟の検討に入るなど工事を阻止する構えです。

こちらも読まれています