甲賀と伊賀「忍びの里」など17件が日本遺産に認定[2017/04/28 23:36]

 文化財をテーマごとにまとめ、地域の魅力を発信するために設けられた「日本遺産」に滋賀県甲賀市などの「忍びの里」を含めた17件が選ばれました。

 今回で3度目となる日本遺産の認定には79件の申請があり、17件が選ばれました。これで日本遺産は40道府県54件となりました。
 甲賀市・岩永裕貴市長:「地元の皆さんが長い間守ってきた文化が日本遺産として認められたのは非常にありがたいことですし、日本の観光を忍者で盛り上げていきたいなというふうに思っています」
 甲賀市と三重県伊賀市の忍びの里は、甲賀忍者の修練場の岩尾山や伊賀忍者の軍議が行われた上野城などを一つのテーマでまとめ、認定されました。北九州市などが申請した「関門ノスタルジック海峡」は、日本が近代国家へ躍動した時代のレトロな街並みとして売り出したことが評価されました。日本遺産に認定されると、プロモーションなどの費用として3年間で約7000万円の補助金が支給されます。

こちらも読まれています