受動喫煙で塩崎大臣が自民に譲歩へ「厚労省案調整」[2017/05/16 11:59]

 受動喫煙の防止対策を巡って自民党側との対立が続くなか、塩崎厚生労働大臣は「厚労省の案を調整したい」として党側に譲歩する考えを示しました。

 塩崎厚労大臣:「望まない受動喫煙をなくすということが確保されているのであれば、厚労省としても党の意見を踏まえて調整したいと考えている」
 飲食店の屋内では原則、全面禁煙とする厚生労働省案に自民党が「厳しすぎる」と反発するなど、法案提出の見通しが立っていません。塩崎大臣は、15日の自民党の部会で協議がまとまらなかったことから「今の厚労省の案のままというわけにはいかないだろう」と述べ、党側に譲歩する考えを明らかにしました。今後は自民党の意見を取り入れたうえで、今の国会での法案提出を目指したいとしています。

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