「勤務間インターバル」推進へ 2年前の普及率2.2%[2017/05/17 09:38]

 厚生労働省は、勤務と勤務の間に一定時間以上を確保する「勤務間インターバル制度」について、その推進に向けた有識者会議を立ち上げました。

 勤務間インターバル制度は、勤務の終了後から次の勤務までに一定時間以上を空けることで従業員の睡眠時間などを確保する制度です。3月に決定した政府の「働き方改革実行計画」に企業の努力義務として盛り込まれました。16日に開かれた第1回の有識者会議では、2年前の厚労省の調査で制度の普及率が2.2%にとどまっていることなどが示され、委員からは「どうやって取り入れれば良いのか分かりにくい」などの意見が出されました。会議では今後、制度の普及を促進するために企業向けの導入マニュアルの作成などを検討する方針です。

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