豊洲市場の土壌汚染 新対策で「環境基準以下に」[2017/05/18 05:50]

 豊洲市場の土壌汚染対策を検証している東京都の専門家会議が、新たな対策を取れば地下水や土壌を環境基準以下に抑えることができるとする見解をまとめたことが分かりました。

 18日に開かれる専門家会議では、これまで検証してきた地下空間への対策や環境基準を超える有害物質が検出された地下水の対策などが示される見通しです。関係者によりますと、具体的には土壌の有害物質の気化を防ぐため、地下空間の底に特殊なシートやコンクリートを敷いて換気する設備を整備したり、地下水をくみ上げるポンプ機能を強化することなどで土壌や地下水の汚染を環境基準以下に抑えることができるとする見解をまとめたということです。小池都知事は「無害化は尊重すべき」と述べていました。

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