女子大学生と警視庁が…防犯ボランティア団体が発足[2017/05/25 15:05]

 高齢化が進む街の安全を守るため、警視庁と女子大学生がタッグを組んだボランティア団体が発足しました。

 ボランティアの委託を受けたのは、東京・世田谷区にある昭和女子大学の学生13人です。警視庁は地域の特徴を生かした防犯活動を行うため、ボランティア団体を発足させています。世田谷区は65歳の高齢者が5人に1人を占めています。若い世代にも防犯活動に参加してもらおうと、警察署が区内の大学に働き掛けて実現しました。世田谷署の松嶋裕二署長は「高齢化が進むなか、若い力が地域の安全・安心を担ってくれることに大いに期待したいです」などと話しました。ボランティアに加わる学生は大学で心理学を学んでいて、災害が起きた際には被災者の心のケアも実施していく方針です。

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