60トンの温泉を神輿に… 湯河原町「湯かけまつり」[2017/05/28 06:27]

 神奈川県湯河原町では、練り歩く神輿(みこし)に温泉の湯をかける祭りが行われました。

 この「湯かけまつり」は、江戸時代、万病に効くとされた湯河原温泉の湯を将軍家に献上する際、道中の安全を祈願して湯をかけておはらいをした儀式を再現したものです。沿道には合わせて60トンの湯を入れた樽1000個がずらりと並び、通過していく5基の神輿に向けて桶で勢いよく湯がかけられました。神輿を担ぐ人たちは、びしょ濡れになりながら約2キロの道のりを練り歩きました。

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