その時のために皆で体験 いつか来る大地震に備え[2017/06/04 17:51]

 首都直下地震に備えて、東京・大田区で住民ら約550人が参加しての大規模な防災訓練が行われました。

 訓練は都内で震度6強の地震が発生し、大田区北馬込の小学校に約550人の住民らが避難するという想定です。警視庁のレスキュー隊員が、腕をつる三角巾をポリ袋で作る方法など、災害時に役立つ知識や閉じ込められた人を警備犬が探し当てる訓練の実演が行われました。また、学校の校庭では、地震の揺れや火災の煙を体験できるブースが設けられました。
 起震車を体験した子ども:「姿勢を保つのがつらかった」
 館川紀之池上警察署長:「日々の訓練を地域の方々と一緒に実施するのが大切。今後もあらゆる想定で訓練していきたい」
 震度6強の地震があった場合、大田区では家屋の倒壊や火災で1万人以上の負傷者が出る可能性があると想定しています。

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