自衛隊機が草地に…滑走路外れ突っ込む“瞬間”[2017/06/09 09:30]

 鳥取県の米子空港で9日朝、自衛隊機が滑走路脇の草地に突っ込みました。現在、滑走路は閉鎖されていて、復旧のめどは立っていません。

 自衛隊によりますと、午前6時40分ごろ、鳥取県境港市にある米子空港で、美保基地所属のC2輸送機が滑走路に出ようとしたところ、曲がりきれずに草地に突っ込みました。誘導路から滑走路に出るため右に曲がる際、ステアリングとブレーキが利かず、そのまま草地に入ったとみられます。自衛隊員6人が乗っていましたが、けがはなく、積み荷もありませんでした。この機体は今年3月に配備されたばかりで、運用試験中で、9日は訓練の予定でした。この事故の影響で、羽田空港と米子空港を往復する3便の欠航が決まるなど、運航に影響が出ています。

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