小池都知事の“判断材料”中身は? 詳しく解説[2017/06/11 17:35]

 小池都知事の判断材料を整理します。専門家会議は11日、豊洲市場の土壌に含まれる水銀などの有害物質が揮発するのを防ぐために、床を特殊なシートで補強するなどの具体的な対応策を取りまとめました。一方で、市場問題プロジェクトチームは、豊洲移転案と築地改修案などを13日に知事に報告することになります。豊洲市場移転案は、IT(情報技術)に特化した新たな流通システムとうたう一方で、市場会計を見ると、毎年、100億円を超える赤字が出ると指摘しています。築地改修案では「食のテーマパーク」を掲げていて、敷地内に高層ビルを建てて賃料収入を確保することが盛り込まれています。この案では改修に最短で7年、費用も約800億円から最大で1400億円かかると見積もられています。小池知事はどのような判断を下すのでしょうか。

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