森友系保育園に大阪市が立ち入り 保育士不足で調査[2017/06/16 11:48]

 森友学園系列の保育園で保育士が不足している問題で、来月1日にも事業停止命令を出す方針の大阪市が16日朝から保育園の立ち入り調査を進めています。

 「高等森友学園保育園」は、経営を存続するためには大阪市の基準を満たす「常勤保育士6人」を確保する必要があります。大阪市によりますと、園側は籠池諄子園長が退任して今月から保育士として勤務するなど、保育士不足の解消に動いていますが、依然、必要な数を確保できたという報告はないということです。市は16日の調査で改めて保育士の数を確認。調査後に吉村市長は最終判断しますが、来月1日にも事業停止命令を出す方針に変わりはありません。また、園が3月に不正受給を認めた栄養士に関する市の補助金252万円も返還されず、これについても市は園側に事情を聴くとしています。

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