幼稚園で園児2人急死 強い感染症の可能性低い[2017/06/17 10:01]

 川崎市の幼稚園で発熱など訴えて相次いで死亡した園児2人について、広範囲に広がるような感染症にかかっていた可能性は極めて低いことが分かりました。

 川崎市の私立「大師幼稚園」では、6日に発熱や胸の痛みなどを訴えた4歳の女の子が急死したほか、12日にも4歳の男の子がけいれんを起こすなどして急死しました。2人の死因は病死とみられていて、国立感染症研究所などが調べています。川崎市はこれまでの検査結果を発表し、2人の血中からは強い感染力を持つウイルスや細菌は検出されなかったことを明らかにしました。2人が広範囲に広がりやすい感染症にかかっていた可能性は極めて低いということです。川崎市は今後、2人の臓器の一部を検査するなど、引き続き死因を詳しく調べる方針です。

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