籠池氏、強制捜査の「タイミングに強烈な違和感」[2017/06/20 11:45]

 大阪地検特捜部の家宅捜索を受けた森友学園の籠池泰典前理事長(64)が20日朝、大阪府豊中市の自宅で取材に応じ、捜索のタイミングについて「強烈な違和感を覚える」と話しました。

 森友学園・籠池泰典前理事長:「安倍総理の記者会見直後という捜査手法には、強烈な違和感を覚えることを申し上げておきます。小学校予定地の取得など、いわゆる『森友疑惑』の本筋については今回、容疑がかかっていません。安倍総理の意向が出ているようであります。恐らく、本筋の立件になれば、安倍総理夫妻を捜査対象にせざるを得ないと認識しています。大阪地検特捜部の奮起を促したいというふうに思います」
 大阪地検特捜部は19日夜、補助金の不正受給問題を巡り、籠池氏の自宅や学園の運営拠点の塚本幼稚園などに家宅捜索に入りました。捜索は夜を徹しての異例の展開となり、段ボール100箱分以上の資料が押収されました。特捜部は今後、実態の全容解明と籠池氏らの立件に向けた捜査を本格化させます。

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