文科省からまた文書 当の萩生田氏は内容を全面否定[2017/06/20 11:48]

 加計学園の獣医学部新設を巡る萩生田官房副長官の発言の概要とされる文書について、松野文部科学大臣は「担当課の共有フォルダーから見つかった」と発表しました。

 文部科学省・松野博一大臣:「同一内容の文書が専門教育課の共有フォルダーに確認されました」
 加計学園の獣医学部新設を巡ってはこれまで、文部科学省の調査で「総理のご意向」などと書かれた内部文書の存在が確認されています。さらに、19日に「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」などと書かれた文科省の内部文書とされる新たな資料が一部で報道されました。松野大臣は、この資料は共有フォルダーから見つかったとし、担当局長と萩生田氏の相談内容について担当官が記したものだと説明しました。あくまで個人のメモであり、すべてが萩生田氏の発言内容ではないとしています。
 一方、萩生田氏は、菅官房長官に対して「『総理は平成30年4月の開学』とおしりを切っていた。『今年11月には方針を決めたい』などの発言はしていない」と全面否定したということです。

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