日本銀行に爆発物の想定　警視庁がテロ対処訓練[2017/06/22 05:58]

　日本銀行に爆発物などを持った男らが押し入った想定で、警視庁がテロの対処訓練を行いました。

　訓練は東京・中央区の日本銀行のロビーで行われ、行員や警察官ら約60人が参加しました。拳銃と爆発物を持った男2人が経済への不満から銀行を爆破しようとした想定で、サブマシンガンを持った銃器対策部隊などが犯人を制圧するまでをシミュレーションしました。海外でテロが相次ぐなか、警視庁は人が多く集まる施設や国の主要機関に対するテロの警戒を強めていて、民間企業との情報共有や合同訓練を重ねています。