松野大臣「看過できない状況」 教師の働き方改革で[2017/06/22 11:51]

 教師の長時間勤務が問題となるなか、松野文部科学大臣は「看過できない状況だ」と外部の有識者に教師の働き方改革について議論を呼び掛けました。

 松野文科大臣:「生徒指導や部活動、地域との連携など教員に対して多様な期待がある一方で、長時間勤務という看過できない深刻な状況であることが改めて明らかになった」
 文部科学省の調査では、中学校の教師の約6割が過労死ラインを超える月80時間以上の時間外労働をしています。松野大臣は教師の業務の見直しなど外部有識者で議論するよう中央教育審議会に諮問しました。委員からは「教師の担うべきでない業務をしっかりピックアップすべきだ」などの意見が出されました。

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