「首都決戦」…127の議席めぐり都議選告示[2017/06/23 11:45]

 東京都議会議員選挙が23日に告示されました。127の議席に対し、約260人が立候補します。注目は小池知事率いる「都民ファーストの会」が支持勢力を含め、過半数の議席を確保できるかどうかです。

 都民ファーストの会・小池代表:「さあ、古い議会を新しい議会に変えるチャンスがやってきた。チェックするだけでなく、新しい感覚で都議自らがこんな条例を作ろうという提案型にしたい」
 自民党・下村都連会長:「小池都知事が築地を残し、豊洲を生かすという声明をされた。実際、どうなのか全くよく分からない。自民党にしっかり頑張ってもらわないとダメだと思って頂けるような我々、国会議員が先頭に立ってやっていかなければならない」
 公明党・山口代表:「知事とも協力して、都政をかみ合わせていかないといけない。いがみ合っては都政は前に進まない」
 共産党・志位委員長:「国政を私物化し、憲法を壊す安倍自公政権に首都東京からレッドカードを突き付けようではありませんか」
 民進党・蓮舫代表:「丁寧に説明すると言った総理、自分たちの都合の悪いことには口を閉ざす。改めて、この姿勢は問われないといけない」
 東京・生活者ネットワーク、西崎共同代表:「道路開発やハードの部分にお金をつけるのではなく、人に優しい、人に投資できる東京に変えます」
 日本維新の会・松井代表:「とにかくなんでもかんでもね、賛成で何でも言いなりじゃない。きちっと反対することは反対をする」
 今回の都議選には女性候補者が過去最高の60人以上、立候補します。争点の一つは、小池知事が今週に基本方針を示した築地市場の移転問題です。50人の候補者を擁立する都民ファーストの会が公明党などの支持勢力を含めて過半数の議席を獲得できるのか注目が集まっています。投開票は来月2日です。

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