SNS性被害が“過去最悪” 夏休み前に注意文配布へ[2017/06/27 23:29]

 SNSを通じて児童買春などの性被害に遭った子どもの数が去年、過去最悪となりました。被害が増加しやすい夏休みを前に、警察が中高生に注意を呼び掛けます。

 去年、全国でSNSなどを通じて児童買春などの性被害に遭った子どもは前年から84人増えて1736人となり、過去最悪となりました。2008年に比べて2倍以上となっていて、被害者の51%が高校生、40%近くが中学生でした。裸の写真を自分で撮影して送信させられる被害も増加していて、こちらは中学生が半数以上を占めています。夏休み中に被害が増加しやすいことから、警察は文部科学省と協力し、被害の事例を載せたリーフレットを全国の中高生約600万人に配布する予定です。

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