米軍基地の辺野古移設 新たな護岸建設が本格化[2017/06/29 05:57]

 アメリカ軍普天間基地の沖縄県名護市辺野古への移設を巡り、2カ所目となる護岸工事の開始を目前に反対派の抗議が続いています。

 護岸工事の2カ所目となる南側の現場は新たなフロートで規制され、その外側で海上保安官と工事に反対する市民が対峙(たいじ)しています。28日に新たにフロートが引き出されたのは埋め立て区域の南側のエリアで、新たな護岸の建設が予定されている場所です。周辺では数日前から資材の搬入用とみられる仮の道路の建設が進められていて、砂浜に捨て石を落とす作業が確認されました。また、約2カ月前に護岸工事が始まった北側の護岸は約100メートルほどに伸び、波消しブロックが並べられていました。

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