深夜に北海道で震度5弱 女性1人大けが 墓石倒壊[2017/07/02 11:52]

 1日午後11時45分ごろ、北海道胆振地方で最大震度5弱の地震があり、女性1人がけがをしました。地元の役場では、2日朝から被害の調査を進めています。

 (福田太郎アナウンサー報告)
 震度5弱を観測した北海道安平町の墓地です。墓石の一部がずれたり、地面に落ちて割れるなどの地震の影響とみられる被害が出ています。一夜明け、町の人からは一様に「ドンと突き上げるような強い揺れだった」という話が聞かれました。
 安平町民:「家全体が揺れてびっくりして起きた」「突き上げるようなダダダダっという揺れだった」
 地震は1日午後11時45分ごろに発生し、安平町で震度5弱、千歳市や札幌市で震度4を観測しました。安平町のコンビニ店やホームセンターでは、商品が棚から落ちて割れる被害が出ました。また、この地震で苫小牧市の68歳の女性が階段から落ちて胸の骨を折る重傷です。一夜明け、安平町では役場の職員が約80カ所の橋を回り、亀裂が入っていないことを確認していました。気象庁は今後2、3日程度は規模の大きな地震が発生する可能性が高いとして、警戒を呼び掛けています。

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