小池支持勢力が半数超え 都民ファ圧勝で第1党に[2017/07/03 00:05]

 東京都議会議員選挙では、小池都知事が率いる都民ファーストの会が第1党となり、公明党などを合わせた知事を支持する勢力で過半数に達しました。一方、自民党は歴史的な大敗です。

 都議会選挙は、127の定数を巡って争われました。都民ファーストの会が追加公認も含めると55議席で都議会第1党を確保し、自民党が23議席、公明党が23議席、共産党が19議席、民進党が5議席などとなっています。都民ファーストの会や公明党などを合わせた小池知事を支持する勢力の議席数は79で、過半数の64議席を大きく超える結果となりました。
 都民ファーストの会、当選・音喜多駿氏:「本当に予想以上に早い時間で当選確実を頂けたのは、きょうお集まり頂いた皆様、地域の皆様、私の家族、多くの人に支えられての結果だと思います」
 都民ファーストの会、当選・龍円愛梨氏「この子が生まれてなかったら、このような道を志さなかったと思うので、私にとっては本当に原点となっているのが息子であります」
 自民党、落選・中村彩氏:「首相の周辺の話が色々、報道で出ていましたが、報道で取り上げられていた内容も含めて脇が皆様、甘いなと思います」
 都民ファーストの会・小池百合子代表:「(Q.今回の勝因を一言で言うと?)『新しい議会を』という言葉が(有権者の)胸に響いたのではないかと思う。都民の皆様方からの改革への姿勢、東京大改革への期待、これを受けての結果だと考えている。開かれた都政、開かれた議会、これによってより都民に近い都政を展開していきたい」
 自民党は、これまでの最低議席だった2009年の38議席を大きく下回り、歴史的大敗となりました。投票率は前回よりも7.78ポイント高い51.28%、期日前の投票者数は135万人を超えて過去最高でした。

こちらも読まれています