ヒマラヤ初登頂から81年 立教大学OBら再び登頂へ[2017/07/05 07:03]

 立教大学の登山隊が1936年に日本初のヒマラヤ遠征隊としてインドの高峰に初登頂したのを記念して、立教大学山岳部のOBらが再びナンダ・コートの頂を目指すことになりました。

 1936年10月5日、インド北部にある標高6867メートルのナンダ・コートに立教大学山岳部の堀田弥一隊長ら6人が初登頂しました。昭和11年は陸軍の青年将校がクーデターを企てた「二・二六事件」が起きた年で、ナンダ・コート初登頂は日本で初めてヒマラヤの高峰に登頂したとして日本の山岳史の「金字塔」とされています。ナンダ・コートは「女神を守るとりで」を意味する山で、今回は立教大学山岳部のOBら5人が挑みます。
 大蔵喜福隊長:「夢を持った若者が今の若者と違ったすごさを持って登ったという事実を伝えたい」
 堀達憲隊員:「登っている時は何で登っているんだろうと思い、山を下りるとまた行きたくなる」
 初登頂した堀田隊長らが山頂に埋めた日の丸や立教大学の旗などを81年ぶりに持ち帰るのも目的だということです。登山隊は9月に日本を出発し、初登頂と同じ10月5日の登頂を目指すということです。

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