福岡と大分で死者15人に 行方不明者の捜索続く[2017/07/08 11:45]

 九州北部を襲った記録的な大雨で、これまでに亡くなった人は福岡県と大分県で合わせて15人になりました。

 福岡県の朝倉市と東峰村では12人が亡くなり、渕上麗子さん(63)、江藤由香理さん(26)と息子の友哉ちゃん(1)の3人の身元が新たに判明しました。福岡県などによりますと、道路の寸断などで依然として29人が孤立していて、14人の安否が分かっていないということです。また、5万5000人に避難指示が出されていて、約1200人が避難しています。一方、大分県日田市では3人が亡くなり、このうち新たに矢野知子さん(70)の身元が判明しました。また、376人が避難所での生活を余儀なくされていて、現在も3人と連絡が取れていないということです。自衛隊、警察、消防は孤立した集落を中心に捜索活動を続けています。

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