豪雨の犠牲者18人に 懸命の救助・捜索活動続く[2017/07/09 00:27]

 九州北部を襲った記録的な大雨でこれまでに亡くなった人は、福岡県と大分県で合わせて18人になりました。

 福岡県朝倉市で新たに女性2人の遺体が確認され、福岡県東峰村と合わせた死者は15人になり、これまでに9人の方の身元が判明しています。福岡県などによりますと、道路の寸断などで依然として14世帯29人が孤立していて、27人の安否が分かっていません。一方、大分県の日田市では3人が亡くなりました。安否の分からない人はいなくなりましたが、依然として151世帯372人が避難所での生活を余儀なくされています。また、佐賀県や福岡県柳川市の有明海で、男女合わせて5人の遺体が相次いで見つかりました。警察は、豪雨の被災地から流されてきた可能性もあるとみて身元の確認を急いでいます。

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