警視庁捜査員150人がパトロール 暴力団ら排除訴え[2017/07/11 23:31]

 東京・銀座の飲食店などから「みかじめ料」を脅し取ったとして暴力団組長らが逮捕された事件を受け、警視庁が暴力団による金銭の要求の実態を調べるためにパトロールを行いました。

 暴力団事件を専門に扱う約150人の捜査員が参加したパトロールでは、高級クラブなど約600店舗に対し、暴力団による金銭の要求があるのか聞き取りを行いました。銀座の飲食店を巡っては、先月、山口組系傘下の組長らがみかじめ料として飲食店経営者などから毎月、現金数万円を脅し取っていたとして逮捕されています。集めた金額は2001年以降で1億円に上るとみられます。警視庁は定期的にパトロールを続け、暴力団など反社会勢力の排除を訴える方針です。

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