1週間…続く捜索、復旧作業 暑さと不安の避難生活[2017/07/12 11:45]

 九州北部を襲った豪雨による死者は、福岡県と大分県でこれまでに25人に上っています。22人の安否が依然、分からない状況で、自衛隊や警察、消防などが懸命の捜索を続けています。

 甚大な被害が出ている福岡県朝倉市と東峰村では22人が死亡しています。朝倉市では12日も朝から連絡が取れない人の捜索を行っています。福岡県によりますと、午前9時現在、朝倉市と東峰村では合わせて1052人が避難生活をしていて、厳しい蒸し暑さのなか、不安な日々を過ごしています。一方、3人が死亡した大分県日田市では小野地区と大鶴地区で依然、110人が孤立していますが、県による道路の復旧工事が進んでいます。また、一部の地域で避難指示が解除されました。引き続き避難指示が出されているのは25世帯57人です。

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